2025年11月20日
岡山進研学院 講師紹介:徳田 秀浩講師(数学)

受験勉強のモチベーションを支えるのは、信頼できる講師との出会いです。
「授業がわかりやすい」「数学が好きになった」
そんな講師に出会えた生徒は、苦手を克服し、大きく成績を伸ばしていきます。
そこで岡山進研学院では、講師紹介シリーズとして、実力と人柄を兼ね備えた講師陣を順にご紹介しています。
第二弾は、40年以上にわたり高校生・浪人生を指導し、多くの生徒の「数学嫌い」を「数学好き」へと変えてきた徳田秀浩講師(担当:数学)です。
数学に苦手意識を持つ生徒の多くが、「もっと早く出会いたかった」と口をそろえる。
そんな徳田講師の授業を受けると、“数学ってこんなに面白いんだ”と感じるようになると生徒たちは言います。
この記事では、岡山進研学院の現場で“自ら数学を楽しむ”ことを生徒に実践してみせている数学講師 徳田講師の 人物像・授業哲学から生まれる生徒とのリアルなエピソード・メッセージを余すことなくお伝えします。
目次
第1章 徳田講師の“「解けない」を楽しむ”から始まる学び
――授業で大切にしていることは何ですか?
徳田先生:数学を楽しむことですね。それは、解ける問題を何度も繰り返すのではなく、解けない問題に出会って、考え抜く時間のほうがよっぽど面白い。ということです。
考えて、考えて、考え抜く中で、自分の頭が動き出す瞬間があるんです。解けない問題にどう向き合うかが大切。結果、勉強は苦行じゃなくなるということです。
長年の指導の中で、徳田先生が大切にしているのは“思考主義”。
「暗記でも成果主義でもなく、自分で考える力を育てたい」と話します。これが再現する時の源泉にもなるし、何よりも社会に出てから自分を守る能力として大きく役立ちます。
徳田先生:受験のために勉強するんじゃないんです。学び続けていく力がついた結果、受験の成果がついてくる。僕の授業では、まず“考えることの面白さ”を体験して感じてもらいたいんです。
勉強がベースで、受験はただのイベントなんですよ。でも多くの子が“受験のための勉強”をしてしまう。そうすると、結果として勉強そのものが“苦行”になってしまうんです。
たとえば野球やサッカーを高校時代に全力でやりきった子が、大学に入ると『もうやりたくない』って言うことがありますよね。勉強も同じで、受験勉強をひたすら“義務”としてやっていると、大学に行ってから“もう勉強したくない”ってなってしまう。
でも本当は、勉強って皆に与えられた権利のひとつであって一生続けていくものなんです。 “学ぶこと、という権利そのものを感じて、知って、楽しむ”。その感覚を持てないまま社会に出るのは、少しもったいないと思うんです。

――特に好きな分野はありますか?
徳田先生:ベクトルですね。考え方の工夫がいちばん出せる分野なんです。解き方に“個性”が出るから、解いていて楽しい。同じ問題でも、人によって最善かつ最短で解いたり、テクニカルに解いたり、わざと回り道して解いたり。どれも数学的に正しければ正解。そこが面白いですよね。ゲームに似ている感覚ですね。
生徒たちにとって、徳田先生の授業は“知識を詰め込む時間”ではなく、“発見と驚きのある時間”。授業を終えた生徒の口から自然にこぼれるのは、こんな言葉です。
「知らなかった」「びっくりした」「面白かった」
――授業の中で、生徒が成長していく。と感じる瞬間はどんなときですか?
徳田先生:“自分には無理だ”って壁をつくってしまう子が多いんです。でも、その壁は自分で壊さないと越えられない。僕の授業は、そのきっかけでしかありません。
成果主義に陥って、“解けないとダメ”みたいな感覚になる子も多いけど、本当に大切なのは、あきらめずに考え続ける力。その“解けない時間”を楽しめるようになったとき、勉強は苦しみじゃなくて、成長の時間に変わっていくんです。
――それが、徳田先生の“数学を楽しむ”という考え方の原点なんですね。
徳田先生:そうですね。「分からない・できない。」を楽しむこと。それをゲーム感覚で考えることが一番です。解けないことが楽しいという感覚を、まず持ってほしい。解けなくていいんです。勉強の本質は“解けないとダメ”という思いから解放されることが大事だと考えています。自分と向き合って考えて、やっと解けたときは本当に嬉しい。それを積み重ねていくことが、何より大事なんです。
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TEL:0120-258-009
メール:form@shinken.ac.jp
第2章 学びに終わりはない
――生徒との関わりで意識していることはありますか?
徳田先生:とても当たり前のことですが、同じ人間同士として、上下関係はまったくないと思っています。年齢や立場の違いはあっても、そこに人としての“上”も“下”もない。だから、生徒とは最初から距離や高低差をゼロの関係で接しています。
同じ目線・同じ立場で数学を考えて、一緒に数学ロールプレイングゲームを楽しむ──そんな感覚ですね。
――まさに“数学友達”のような関係なんですね。
徳田先生:そうです。実際に僕のことを“数学友達”と呼んでくれる生徒も多いんです。僕から見ても、彼らは一緒に数学を楽しむ仲間。おかげさまで私自身、人生が楽しいですよ。
質問を受けたときも、“教えてやる”という気持ちはまったくありません。一緒に考えて、“あ、そういう見方もあるのか”と僕も気づかされる。そういう関係が一番いいと思っています。お互いのプレイを見せ合いながら一緒にステージをクリアしていく感じです。
――先生ご自身も、今でも勉強を続けておられるそうですね。
徳田先生:はい。僕も毎月、数学のコンテストの問題を解いて応募しています。難問を前にしてもワクワクしますし、まだまだ学ぶことが多いと感じます。締切当日の朝まで考え続けていることも頻繁にありますよ(笑)。
――生徒も一緒に参加するんですか?
徳田先生:そうですね。“お前らだけやれ”とは言いません。「僕がやるから、一緒にやろう」そう言って一緒に挑戦しています。コンテストは楽しいですからね、生徒だけって寂しいですよ。僕もやりたい。
リアルな話をすると、生徒から「先生、今日2番まで解けたけど、先生どこまで解いた?」なんて、ニヤニヤしながら言いに来る子もいて、「言うな!プレッシャーかけるな!(笑)」って追い返すんです。
それで僕も“よし、負けてられんな”と燃える。そうやって笑いながら、同じ土俵で考える時間が本当に楽しいんです。

――生徒が一番、数学につまずきやすい時期はいつですか?
徳田先生:高校に入ってからだと思います。中学までは得意だったのに、高校で急に落ち込むパターンが多いですね。どうしても“解法を暗記しよう”とする子が増えるんです。入試直前の追い込み期なら、それも戦略としてありですが、普段からそれをやってしまうと、考える力が育たない。暗記した問題は解けても、少し形が変わると解けない。応用がきかないんです。つまり、“自分の力”としては再現できないんですよね。
大事なのは、その問題の“本質”をつかむこと。解き方やテクニックじゃなくて、根っこの部分が見えてくると、不思議なくらい他の問題にも応用できて解けるようになるんです。これは“本質をつかむ思考”から得られる再現性だと思います。
“知らなかった”が“わかった”に変わる瞬間。そこから一気に世界が広がる。
数学が苦手だと感じている子の多くは、実は“わかっていない”というより、“本質にまだ出会っていない”だけなんです。
――“考えることを楽しむ”という姿勢は、数学以外にも通じると思いますか?
徳田先生:本質がわかってくると、世界の見え方が少しずつ変わるんですよ。数学だけじゃなく、人の考え方や、ものの見方そのものが変わる。そういう変化を、生徒にも味わってほしいと思っています。この力が付くと大人になってからも応用できますから、大変重要だと思います。
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第3章 “わかった”瞬間が、人を変える
――これまでの指導の中で、印象に残っている生徒はいますか?
徳田先生:ある年、岡山大学医学部に合格した女の子がいました。その子が二浪目に入って、精神的にも追い詰められていた時期がありました。ある日、僕の前で「いくら数学をやっても、やっても自分は数学が全く出来るようにならない」と言って30分ほど泣いていました。
そこで、僕は「1問でいいから、死ぬ気で解いておいで」とだけ言って、あるとても難しい問題のセットを渡しました。
数日後、頑張って何問か解いてきて、その中の1問がなんと僕が下書きしていた答案と、ほとんど同じだったんです。
自信なさそうな彼女に僕の答案を見せ、
「この答案でお前、自分を否定するってことは、私のことも否定することになるんだから、それおかしくない?ほとんど一緒じゃろう? この解き方ができるやつなんて、そうおらんぞ。それができてて“数学ができない”なんて、泣いてる場合じゃない。」
って言いました。
その辺りから彼女は変わりましたね。

――“できない”と思い込んでいた子が、“できる”を知ったことで変わった瞬間だったんですね。
徳田先生:そうですね。やっぱり“腹をくくる”っていうのは大事だと思います。難しい問題にぶつかったとき、人間ってどうしても“自分にはできない”って思い込んでしまうんです。でも、本当は解けなくて当たり前なんですよ。
僕がずっと言っている“解けない問題を解くから楽しい”っていうのは、まさにそのことです。
成果主義に陥って、“解けない=ダメ”と思い込むと、自分を追い詰めてしまう。けれど、その“解けない時間”が一番大事で、そこで自分と向き合って、考えて、粘って、ようやく“あ、できた”にたどり着く。
彼女も、最初は“自分はできない”っていう壁をつくっていたと思います。でも、僕と同じ解き方ができていたと気づいた瞬間に “あ、できるんだ”って、腹をくくれたんでしょうね。
驚くことに受験本番では、数学で9割を超える点数を取って見事に合格しました。
――ほかにも印象に残っている生徒はいますか?
徳田先生:東京大学に合格した男の子がいました。彼は小学生の頃からすごい子で、小6の時点で高校3年生までの数学を独学で終えていたんです。“神童”と呼ばれていたそうです。
でも、高校に入ってから次第にモチベーションを失って、“勉強も数学も全然楽しくない”ってなってしまった。結局、現役では東大に届かず、浪人して岡山進研学院に来ました。
最初に会ったときは、勉強に対してほとんど気持ちが入っていない様子でした。 “やっても意味がない”“もう楽しくない”と。でも一緒に数学をやっていくうちに、少しずつ表情が変わっていきました。
最後にくれたメッセージに、彼はこう書いてくれたんです。
“先生の授業で数楽の楽しさを思い出せたことは、一年間勉強を続けるモチベーションになりました。”
数学の学が『楽』になっています。“学ぶ”と“楽しい”がつながった瞬間、素敵な数学に出会った瞬間、そこから一気に戻っていきましたね。数学のコンテストでも満点を連発して、最終的には東大理科Ⅱ類に合格。しかも理Ⅲの最低点を超えていました。
彼は、ひたすら問題を考えて、考えて、考え抜くという感覚を取り戻したんです。その感覚を持てるようになると、全部が楽しくなる。多分そのとき、“他の科目も、こうやってやればよかったんだ”って気づいたんだと思います。
彼と話した時に、笑いながら言ってました。
“あの頃は勉強が楽しくなくて、ウマ娘ばっかりやってたんです(笑)。”
“でも今は、数学がすっげえ楽しいです。”
その笑顔を見たとき、僕も本当に嬉しかったですね。
――“楽しさ”を取り戻したときに、力が戻ってきたんですね。
徳田先生:そうです。人は、“楽しめた”瞬間から変わるんです。“できた”“わかった”よりも前に、“楽しい”がある。その“楽しい”から、すべてが始まるんです。その瞬間を、できるだけ多くの生徒に感じてもらいたいと思っています。楽しいから、結果としてモチベーションが維持できるという仕組みです。
数学が好きになる。好きになれば、得意になる。
自分の“壁”を壊せる──徳田先生の授業をぜひ体感してください。
【お問い合わせ】
TEL:0120-258-009
メール:form@shinken.ac.jp
第4章 徳田講師からのメッセージ
これから受験を控える高校生、浪人生の方へ
教科書や参考書で与えられる世界はとてもとても狭いものです。そんな狭い場所で窮屈な思いをしながら受験勉強をしていても偏った考えた方しか身につかないような気がします。せっかくの「学び」という楽しいイベントに参加する権利がそれではもったいないです。もっと広い世界に飛び出してほしいです。広大な世界に人間はある種の怖さを感じるものですが、でもそこにはそれにも勝るワクワクが待っています。
保護者の皆様へ
大学受験を控えているお子さんの保護者の方へ
数学の勉強は、解けるようになる。を目的にするのは間違いだと思っています。解けるようになって、たくさん問題を解く=解いた問題数が勉強の量。じつはそうではなく、解けなかったときにその問題といかに対峙していくか、そこが本質で本当に大切です。2日でも3日でも2週間でも3週間でもひたすら考えて、考えて、考え抜く、そんな勉強をさせてやってほしいです。(難関大や医学部入試では解ける問題ではなく、解けない問題で差をつけるものだと考えています)
小中学生の保護者の方へ
数学が(勉強が)できる子は、放っておいてもできるという理由で放っておかれます。スポーツなどと、同じで放っておくと結局はその才能を開花させることなく終わらせてしまうことになります。これはあまりにももったいなく、更に本人にとっても不幸なことです。出来るだけ早いうちに「いい問題」「いい解答」と出会えるようにここ、進研学院へ連れてきてほしいと思います。
最後に 岡山進研学院のご紹介
岡山進研学院は、岡山県唯一の浪人生対象の総合予備校として60年以上の信頼と高い合格実績を持つ予備校です。
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⑤ 万全の保護者との連携
学生証を利用した出欠管理システムや、メール配信システム、毎月の郵送資料で、お子さまの出席・成績状況をご確認いただけます。
担任との三者面談による進路指導も年に3回実施しているので、三位一体で受験に挑めます。

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